子供の教育方法として一般的には『褒める教育』と『叱る教育』が一般的だと思います。
『叱る教育』より『褒める教育』が良いと言われていますが、褒めるばかりじゃダメなんじゃ無いの?
なんて思っているそこのあなた!
『褒める教育・叱る教育』以外の教育方法があるなら気になりませんか?
今回はそんな新しい教育方法をご紹介いたします。
『褒める教育・叱る教育』以外の教育方法とは⁉︎

『褒める教育・叱る教育』以外の教育方法は、『教える・感謝する教育です』
『教える教育』については以前記事を書きましたので、詳しくはこちらをご覧下さい。
『感謝する教育』とはどんな教育だろう?

『感謝する教育』とは?
『感謝する教育』とは、子供が良い行いをした時に『褒める』ではなく「ありがとう」と感謝の言葉を伝える教育です。
感謝の言葉を言われる事によって子供は役に立っている事を実感し役に立つ為に頑張ろうという思考になり、良い行いをもっとする様になります。
『褒める教育』はどうしてダメなのか?
『褒める教育』をすると子供は褒められる為に物事をやろうとします。
褒められる為にやるのは一見良さそうに思いますが、逆を返せば褒められなければやらなくなってしまいます。
あなただって一生懸命家事を手伝って奥さんから褒めてもらえないと「もうやるのやめようかなぁ」なんて思う事ありますよね。
子供も同じで一生懸命頑張って褒められなかったらやる気を失ってしまいます。
教育の目的とは?
子供に褒められるから頑張って欲しいなら『褒める教育』をすれば良いと思います。
でも教育の目的は褒められなくても頑張る様になる事ではないでしょうか。
だから子供が自ら良い行いをする為に『感謝』をしましょう。
『感謝する教育』の具体例

ここからは『感謝する教育』の具体例は以下の通りになります。
子供がテストをとった時 | 良い点数をとってきてありがとう。パパはあなたが良い点数で鼻が高いよ |
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子供がお片付け出来た時 | 部屋を片付けてくれてありがとう。部屋がキレイになってパパは気持ちよ。 |
子供が自転車に乗れる様になった時 | 自転車に乗れるようになってくれてありがとう。あなたが自転車乗れる様になってパパは嬉しいよ。 |
この様に子供に感謝の気持ちを伝える様にしてください。
ポイントは『感謝の気持ち』を伝えた後にあなた(パパ)がその行動によってどんな気持ちになったか伝えることが大切です。
それによって子供はあなたに貢献できたと言う気持ちになり、もっと貢献したいと思う様になります。
私の実際の経験
私も以前は子供が良い行いをしたら褒めて悪い行いをしたら叱る教育をしていました。
でもこの『感謝する』と言うという考え方を知って子供が良い行いをしたら感謝する様になりました。
うちの子供は片付けがとても苦手で寝る前になると片付ける・片付けないの言い合いに毎日なって、私はうんざりしていました。
この『感謝する方法』『教える方法』を知ってから、片付けられない子供に対して「片付けないと次遊ぶ時何がどこにあるか分からなくて困るでしょ」「片付けないと部屋が汚くて寝る準備ができないよ」と片付ける事の意味を教えると、子供は進んで片付けられる様になったのです。
そして私は片付けできた子供に「片付けしてくれてありがとう。部屋がキレイでパパはとっても嬉しいよ」と感謝の気持ちを伝える様にしました。
すると子供は進んで片付けできる様になりました。
この様に子供はパパの為に貢献したいという気持ちになり、片付けができる様になります。
まとめ
今回の記事では
- 褒める・叱る以外の教育方法は『教える・感謝する教育』である事
- 『感謝する教育』は自ら考えて行動できる様になる為には有効
- 『感謝する教育』で子供に貢献感を持たせる事で相手に貢献する為に行動できる様になる事
をお伝えさせていただきました。
『褒める教育』を否定いたしましたが、たまには思いっきり子供を褒めてあげる事も大切だと思います。
やっぱり誰だって褒められると嬉しいですもんね。
だから状況によって褒めたり、感謝する教育をしてみてはいかがでしょうか?